2022/04/09 (更新日:2022/04/09)

唾液の役割

唾液の役割

今回は、「唾液」についてです。

 

唾液は透明な体液ですが、最初から唾液として体内で生まれるわけではありません。

元は血液で、それが唾液腺で唾液に作り替えられたものです。

その分泌量は、健康な成人では1日に1~1.5Lです。

 

また、唾液には様々な成分が含まれます。

・消化作用を助ける酵素アミラーゼ

・粘膜保護作用のあるムチン

・自浄作用のあるラクトフェリン

・抗菌作用のあるIgA

その他にもいくつかの成分と作用がある多くの機能があります。

 

気になる口臭予防にも、自浄作用や抗菌作用を持つ唾液が重要な役割を果たしています。

更に、この抗菌作用により

体内に菌やウイルスが侵入するのを防ぐので、特に感染症の予防に効果を発揮します。

新型コロナウイルスやインフルエンザの予防にも役立つと思われます。

 

これだけ多くの役割を果たしている唾液は、

分泌量が減ってしまうと唾液の機能や効果が失われてしまいます。

 

唾液はたいへん重要な役割をしているのですね。

 

ドライマウスにならないためには、

唾液の元である血液をスムーズに作るために

水をよく飲み、食事の際は、たくさん咀嚼することをおすすめします。

 

また、キシリトールガムなどを普段から噛むのも良いですよ。

耳の下から顎下にかけて軽くマッサージして唾液腺を刺激するのもおすすめです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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