2019/12/10 (更新日:2019/12/09)

動作からみる<腰・骨盤編④>

動作からみた腰・骨盤への影響

第8回目は、腰、骨盤編④です。

先回からの続きで、2回にわたりお伝えしています。

 

普段からの動作を見直して、からだの不調のない、末長い健康なからだを維持させましょう!

 

7.模様替えや引っ越しなどで、机や重い家具などを移動させる時や仕事で重いものを移動させる時では、

重いものを持ち上げて動かす以外で引きずって移動させる時では、

〇→押す ×→引く

 

皆さんも頻繁ではないと思いますが、部屋の模様替えの時、引っ越した時、机や家具を移動させる時があると思います。

重いものを移動させる時は、床が傷つかないように床上に毛布や厚手のタオルを敷いて動かすと思います。

 

重力の関係から、重いものは、引きずって動かすよりも押して動かした方が、引きずるよりも押した方が、強い力を要することなく、比較的楽に動かすことが出来ます。

特に、体の中心の体幹である腹筋、背筋、腰周りには、力を入れないと動かせられないですよね。

引っ張ったり、引きずったりすることで、かなりの力を要してしまい、体幹の筋力が弱い方では、腹筋や背筋が力として変えられず、手や足や腰に負担がかかり、痛めてしまうことになります。

特に体の中心にある腰には、過大な負担がかかり、腰痛、ぎっくり腰を引き起こしてしまうことがあります。

 

 

8.高所の棚などから物をとる時、洗濯ものを片手で上方に干す時は、

 

高所の棚の物を取る、置くことや洗濯ものを干す動作では、立った状態から手に物を持ちながら、腕を上げる動作になります。

この時、片方の腕を上げることにより、腰は、反り腰の状態となり、特に腰の体型が反り腰の方は、腰痛が悪化したりすることがあります。

腰の痛みがなくても、腰が気になっている、少し不調がある方は、腰痛を引き起こすことがあります。

特に、背の低い方は、高い所に手を届かせるためには、より背伸びをしたり、高く手を上げなくてはならないために、腰の反りが強くなる傾向になります。

 

そのため、安定した大きめの足台の上に立ってから、腕を伸ばすことで、腰の反りを回避しやすくなります。

洗濯干し場やキッチンに専用の足台をいつでも使用できるよう据え置いておくとよいと思います。

 

 

まとめとして、動作時では、全身の要と中心にある腰への影響力は大きいです。

特に腰痛が継続している時は、

これまでお伝えしましたような動作を(11月26日動作からみる腰・骨盤編③)と今回を含め、自身で気をつけていかないと、くり返し痛めてしまうことが多くなります。

ちょっとした、ふとしたよくない動作で再発しやすくなりますので、痛みのある方は、完全に復調するまで、忘れずに姿勢と動作に気をつけていきましょう!

 

今回をもって、8回にわたりました姿勢・動作から首・背中・腰・骨盤・その他・全身に与える影響をお伝えしていきました。

皆様、いかがでしたでしょうか?

 

10月8日から今回までのブログを通じて、少しでも多くの方にご理解していただき、日頃の日常に少しでも多く取り入れていただけたら幸いです。

 

痛みのある方、からだのどこかに不調が続いている方が、少しでも今の状態から快方へ向かうことを願っております。

 

最後まで8回にわたって、毎回読んで下さった方、本当にありがとうございました。

 

最後に今回8回の内容についてのご質問や不明な点などありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

お電話     (0562)43-0058

e-mail      makoto.seitai.5@gmail.com

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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