2021/08/31 (更新日:2021/08/30)
脚の静脈瘤
日々、施術をしておりますと脚に静脈瘤をみかけることがしばしばあり、
施術を行うことも多くあります。ふくらはぎに多くみられます。
今回は、当院の静脈瘤の施術について紹介いたします。
下肢静脈瘤とは、脚にできた血管のこぶのことです。
足の静脈が浮き出ている状態で血液が脚にたまるために起こります。
リンパとは、血液の老廃物や細菌類が入らないようにろ過の働きをする重要な役目を果たしています。
リンパ節は全身にあります。
鼠径リンパ→股関節の付け根・前側の太もも上方にあります。
膝窩リンパ→膝の裏側にあります。
1.超音波浴槽で足を温めます。
足の抹消の血液循環を促進
2.患部をホットパックで温めます。
鼠径リンパ、膝窩リンパの血液循環を促進
3.ウォーターベット
ふともも、ふくらはぎの筋膜をほぐす
4.微弱電流を充てます。
静脈瘤の緩和、改善
5.下腿全体の筋膜手技と鼠径リンパ、膝窩リンパの手技
静脈瘤の緩和、改善
罹患時期が長期で慢性の場合や
骨盤のゆがみ、ひざ関節(X脚・O脚)のゆがみがひどい場合では、
・骨盤矯正、調整
・股関節や膝関節の施術を行います。
1.~5.の施術により、
鼠径部リンパ、膝窩リンパと下腿部(ふくらはぎ)の血流を促進させます。
リンパの機能と下肢静脈の機能を向上させ、静脈瘤を緩和、改善させます。
また、脚のむくみも同様に施術を行っております。
※初回時に患部の状態が重度と判断した場合は、専門医療機関に紹介いたします。
写真のように血管の色が濃い紫色のような場合は、状態を悪化させないためにも早めに医療機関の受診をおすすめします。
軽い症状でも足の静脈瘤や足のむくみがあり、お悩みやお困りの方は、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。