2025/06/05 (更新日:2025/05/20)
骨盤を立てて座り方を見直しましょう!②
先回からの続きです。
座る体勢は、
〇→背もたれの椅子、正座
ソファーの場合は、背枕を充てる。→背もたれ部分と背中に空間があるため。
×→椅子を使わず、床上に座る(正座は可)、背もたれのない椅子、あぐら、横座り(正座を崩した座り方)
※座り方は、
・背筋を伸ばして、骨盤が傾かないように骨盤を立てて座ります。
・坐骨(骨盤の底部)が椅子に接地して座りますと長時間でもよい姿勢で座ることできます。
この時、長時間座っていても腰やお尻に痛み、重感、疲労感がなければ、背枕はなくてもよろしいです。
〇→背筋を伸ばして、背中と椅子の間に隙間ができないように、
椅子に薄手のクッション、背枕、既製品の骨盤枕や背枕・クッションなどを充てる。
机やハンドルに近づいて深く、背筋を伸ばして座る。
×→浅く座って椅子と腰の間に空間が出来る。足を組む。両足のかかとが浮いている。
両足裏全体が床につくように座りましょう。
※椅子の高さ調整が可能な場合
・高い椅子で背の低い方は、低くする。
かかとが浮く座り方は、背筋が疲れやすく腰痛の原因になります。
・低い椅子で背の高い方は、高くする。
背の高い方が、椅子が低すぎるとかがみ姿勢から、背中が丸くなり、ねこぜ形成の原因になります。
※座る時に脚を組んでいませんか?
足を組む場合は、いつも上になる足がどちらかか決まっていることが多く、
骨盤にゆがみのある方は、ついつい組んで座る方が多いです。
両足裏全体が床につく座り方で座りましょう。
癖がついて、いつも脚の組み方を続けてしまうと、ますますゆがみが進んでしまいます。
同じ足で組んでいることに気がついた時に直しましょう!
私は良い姿勢、美しい姿勢を保つことが健康体つくりには欠かせないことで大切と捉えています。
28年の施術経験から良い姿勢と骨格筋が整うことは比例しており、
頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、自律神経の乱れなどを予防・健康維持できる大切なことと信念しております。
当院ブログ2019年11月12日姿勢からみる<腰・骨盤編②>もご参照ください。
座り方以外にも参考になることが多々掲載しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。