2022/02/01 (更新日:2022/01/25)

小胸筋の凝り

小胸筋の凝り

人体には、600種を超える筋肉があります。

体重の約40%を占めています。

 

筋肉は、重要な役割を果たしています。

体を動かす、立つ歩くなどあらゆる動作に欠かせない。

血液やリンパの循環を促す。

姿勢を維持する。

心臓や内臓などの器官の働きに関与している。

など

筋肉は、生命維持に重要な器官です。

 

今回は、胸部にある一部の小胸筋についてです。

 

図1 小胸筋 

黄色の筋肉は大胸筋です。この大胸筋の深層筋(奥の筋肉)が小胸筋です。

 

図2 小胸筋(黄色部分・インナーマッスル)

 

 

小胸筋は、大胸筋深層(奥)にある小さな筋肉でインナーマッスルにあたります。

 

小胸筋が硬く縮まると、

1.背中側の肩甲骨に影響して、肩甲骨の動きが悪くなり肩こり、くび凝りにつながります。

2.立位、座位での手作業の仕事や動作により、巻き肩、猫背傾向になります。

3.鎖骨、肩関節につながっているため、鎖骨の動きと肩関節の動きが悪くなり腕が上げにくくなります。

4.肋骨の筋肉ともつながっているため、通常の呼吸の妨げから呼吸が浅くなる傾向になります。

 

単に小胸筋部分にとどまらず、まわりの筋肉にもつながっているため上半身に影響を及ぼす筋肉とも言えます。

 

したがって、上記のような症状が発症しないようにするため、

日頃からこの筋肉が硬くならない状態、凝らない状態にしておくことが大切になります。

 

*ポイントは、

姿勢から静止状態の時(立位、座位)に胸を張る。

両肩のつけ根(肩関節)をやや後ろにするように意識する。

      ↓

小胸筋が硬く縮めることを予防できます。

日常で是非、実践してみてくださいね。

 

 

☆まこと整体式・小胸筋のストレッチ法(1種・1日1~2セット)

誰でも簡単に行えます。

 

立位か座位で、背筋を伸ばし

1.両腕を胸の前まで上げて

2.両手のひらを下にして両肘を曲げて

3.両手を胸の前から息を吐きながらゆっくりと背中側へ後ろへ引きます。(水平伸展)

4.6秒静止

5.ゆっくりと両手を胸の前に戻します。

      ↓

  繰り返し3回します。

 

*動かす時に両ひじを左右の肩甲骨に引き寄せるようにゆっくりと動かすイメージです。

 

このストレッチ法で、

小胸筋が伸張され、肩こり、巻き肩、猫背が予防ができます。

 

くび、肩、五十肩、背中の不調がある。気になる方や

巻き肩、猫背傾向の方は、是非、試してみてください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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