2020/09/22 (更新日:2020/09/15)
スポーツ外傷・ケガから運動復帰まで②
先回の続きです。
2.予防
ケガを予防することは大切で普段の練習と準備、心構えから、ケガをしにくい体づくりをすることが重要です。
※ストレッチ
筋肉を良好な状態にする目的で行い、目的対象の筋肉を引っ張って伸ばすこと。
ストレッチの利点
・筋肉の柔軟性筋肉の柔軟性を高め関節の可動域が広がる。
・運動能力が向上する。
・ケガの予防になる。
・試合前に呼吸が整い、緊張感を解放させ、心身のコンディションが得られる。
< ケガの予防をするには‥‥ >
1)関節や筋肉の柔軟性を得るための持久力をつけて、運動時の前後にストレッチをしっかりと行う。
時々ではなく、短時間でもよいので毎日ストレッチをする習慣をつけることが大切です。
試合前の準備次第で普段の運動能力を発揮させます。
2)年齢や個人に合った回数、負荷で筋力トレーニングを行う。
筋力には個人差があります。無理のない回数や負荷で行わないと。
やり過ぎにより、筋肉疲労の蓄積から関節や筋肉に負担をかけてしまいます。
3)各種目において、正しい運動動作や正しいフォームで行っているか?
部活顧問野先生、クラブチームの指導者、その他のも身近な人で友人、ご両親にも自分のフォームや運動動作をみてもらうとよいです。
各種目のフォームが崩れることで、繰り返し動作により体のバランスを失う。
↓
全身のあらゆる箇所に負担がかかりケガや不調の原因となります。
4)運動靴、シューズが自分の足のサイズに合っているか?
当たり前のことですが、自分の足サイズに合ったシューズを履きましょう!
学生時期では、短期間で足のサイズが変わります。費用はかかりますが、こまめにシューズを新調することをおすすめします。
・運動前に必ずひものやるみや緩みがないか確認をする。背側部、甲の部分は履く回数を追うごとに少しずつ緩んでいきます。
・自分の足とシューズが一体にするためしっかりとひもは縛っては履きましょう!
※サイズ合わないシューズで運動を継続していくと
・足の正常な形状が崩れて、関節の変形を引き起こす。ブログ掲載記事(2020年3月3日/足のアーチについて)を参考にしてください。
↓
縦アーチ・横アーチが崩れていく。
・運動パフォーマンスが下がる。
・運動能力を発揮できない。
・ケガにつながりやすい。
・関節や筋肉に負荷がかかり、原因がなく痛みや不調を発症する。
・特に足先や足周辺の不調を引き起こしやすい。
など
5)個人の体力に合った運動量に配慮して、休息日や休息時間を設ける。
例えば、
週5日の試合や練習がある場合では、
・週1日 完全に休む
・週1日 体力つくりと持久力をつけるためのストレッチ・筋トレ、フォームの確認など軽めの動き
6)重度なケガで痛みや腫れが強い場合、出血を伴った場合では、救急として整形外科や外科に罹られることをおすすめします。
軽度で医療機関に罹らない場合は、自宅でできる応急処置・RICEを行います。(先回9.15ブログ記事掲載参考)
3.復帰まで
・ケガの受傷後、日常生活の動作(立つ・座る・歩くなど)に痛みや違和感などの支障がある場合
・ケガが治りきっていない場合
↓
完全に痛みや腫れがなくなる前に運動復帰することで治るまでさらに期間がかかってしまう。
同じ箇所を繰り返し同じ動作によって痛めてしまう。再発してしまう。
*ケガの程度をしっかりと把握して、ケガの状態が中度から重度の場合は必ず専門医療機関に罹りましょう!
・早期回復と再発の予防のため、専門家に完全に治るまでみてもらう。
・運動復帰では、自己判断せずに必ず専門医療機関の先生に相談することが大切です。
・再発の予防、ケガをしにくい体つくり、全力で運動ができる体つくりのために、
自分独自のストレッチ、筋トレを習得して実践しましょう!
*まこと整体では、受傷後の施術から完治までの運動療法を行っております。
ケガの治りが悪く完治まで至っていない。
痛みや腫れが残っている。
運動復帰が遅れている。
運動しても痛みがあって自分の運動パフォーマンスや能力を発揮できていない。
自分の運動能力や運動技術が向上しない。
など
お悩みやお困りの方は、お気軽にご相談ください。
施術なし、運動療法や指導なしで、ご相談のみでも受付しております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。