2025/04/17 (更新日:2025/04/15)
肩甲骨運動で脂肪を燃焼させましょう!
私たちの体には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」という2種類の脂肪細胞があります。
体内の脂肪細胞のほとんどは白色脂肪細胞で、皮下脂肪や内臓脂肪として体に蓄積してエネルギーを蓄える働きをします。
今回は加齢とともに減少する「褐色脂肪細胞」についてお伝えしていきます。
褐色脂肪細胞は、首、肩甲骨、わきの下、心臓や腎臓のまわりなど限られた場所に存在すると言われています。
褐色脂肪細胞は新生児の時が一番多く、大人になるにつれて減って増えることはありません。
従って、残った褐色脂肪細胞を活性化させることが大切になります。
1)褐色脂肪細胞の働き
・体の余った脂肪を燃焼させる
・体を温める、体温維持
・体内の熱を産生してエネルギー消費量を増やして基礎代謝を促す(ダイエット効果)
2)褐色脂肪細胞が減ると
・メタボリックシンドローム、肥満になりやすくなる
・糖代謝の乱れ、生活習慣病につながりやすくなる
加齢とともに減少するので健康維持に努めましょう!
3)褐色脂肪細胞を活性化させるには(4つ)
①肩甲骨運動・ラジオ体操(おすすめします)
肩甲骨まわりの胸、背中、肩、脇の筋肉の柔軟性をつけて血流を促進させることで褐色脂肪細胞を活性化させます。
②水泳
特に上半身(首、肩、背中、脇)の筋肉を使う全身運動とプールで体温が下がることで褐色脂肪細胞を活性化させます。
③食べ物をしっかり噛む
咀嚼の刺激が脳に伝わり、交感神経が刺激されて褐色脂肪細胞を活性化させます。
④辛み成分を含む食品(唐辛子、しょうが、胡椒、わさびなど)を摂取することで褐色脂肪細胞を活性化させます。
※摂りすぎに注意してください
褐色脂肪細胞の活性化のために、私は上記4つ日常に取り入れて健康維持に努めております。
皆様も是非取り入れてみてください。
次回ブログ5月8日は当院がおすすめする肩甲骨運動・ストレッチをお伝えしていきます。
最後までお読みありがとうございました。