2024/03/07 (更新日:2024/03/22)

筋肉の働きと役割①

筋肉の役割

筋肉をつけること、筋肉量を維持すことは健康体づくりに欠かせません。

筋肉は体温維持と基礎代謝や免疫力を向上させる働きや役割を担っています。

筋肉は体を動かすための運動器の一つです。

立つ、歩く、座るといった活動も呼吸、発声、食事といった行動も筋肉がなければできないことです。

 

<筋肉の役割> 

①~⑦は、すべて生命にとって重要な役割をしています。

 

① 熱をつくる、基礎代謝、免疫力を上げる。

体温(36~37°)を維持して、この熱を生産する60%を筋肉が担っています。

常にエネルギーを消費している。

筋肉が多いと代謝も向上して痩せやすくなります。

「グルタミン」というアミノ酸によって免疫力が活性化されます。

このグルタミンは、筋肉に多く蓄えられているので筋肉が減ると免疫機能が低下してしまいます。

 

② 体を動かす、安定させて姿勢を維持する。

骨格筋によって運動と姿勢保持ができます。

2本足で立っていられるのも、バランスを保つことができるのも重力を支えているのは筋肉です。

 

③ 筋ポンプ作用によって血液を心臓に戻す。

心臓から送り出された血液は伸び縮みする筋肉によって血液循環が促進されます。

心臓から遠いふくらはぎの筋肉が重要な役割をしおり、第2の心臓と言われています。

 

④ 体を衝撃から守り血管、内臓を保護する。

筋肉は骨や内臓を外部の衝撃から守ってくれています。

筋肉で覆われている血管や内臓を守っています。

 

⑤ 体内の水分を貯蔵している。

人体の中で筋肉に最も多く水分を保持しています。

健康な成人で体重の60%位が水分が筋肉に蓄えられています。

また、筋肉が少ない人は水分を摂っても脱水症状が起こりやすくなります。

 

⑥ ビタミン、ミネラル、ホルモン、酵素などをの産生と分泌。

ホルモンの分泌が増加すると骨が丈夫になり骨密度が向上しやすくなります。

 

⑦ 脳を活性化させる。

筋肉から分泌される「マイオカイン」は健康増進効果があります。

筋肉を増やす。新しい血管が作られる。骨が丈夫になる。

病気の予防、認知機能向上、うつの抑制、肥満予防などに効果があります。

 

このように筋肉は体にとって重要な役割をしていることがわかりますね。

皆様も筋肉量を維持して、筋力アップをすることで健康体を目指していきましょう!

 

次回も筋肉についてお伝えしていきます。②~④まで連載します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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