2022/09/26 (更新日:2022/09/27)
テニス肘とは?
☆テニス肘とは?
手首を反らす筋肉である短橈側手根伸筋(腕の表側の筋肉・たんとうそくしゅこんしんきん)が、
肘の骨の付着部で炎症を起こし、肘の外側が痛くなった状態です。
加齢に伴い硬くなった腱(けん)に、繰り返しストレス・負担がかかることで起こります。
テニスのバックハンドでボールを打つ動きで、
この筋肉への負担が過剰になるためテニス肘と呼ばれます。
手をよく使う人であれば誰でもなる可能性があります。
☆テニス肘の症状
肘を動かさなければ痛くありません。
手で物を掴んで持ち上げようとしたり、タオルを絞ったりすると、
肘の外側から前腕にかけて痛くなります。
特に、
指を強く曲げること(掌握)や手首を反らすような動きで痛みが現れます。
日常で多くある動作でもあります。
☆テニス肘の施術
安静が一番です。
痛みが強い場合は、冷却(アイシング)をしましょう!(5分程度)
安静にするのが難しい場合は、
テニス肘用のバンド(エルボーバンド)を使用するとよいです。
手や腕の筋肉にかかる負担を減らして悪化を防ぐことが出来ます。
改善しにくい場合は、
手首にもサポーターをすると肘の負担が軽減されます。
日常動作では、手指を使わないことは難しいので、
慢性的にならないためにもエルボーバンドの装着することをおすすめします。
日常動作では、テニス肘にならないように
なるべく手指で物などを強く握らない、長く握り続けない、重い物を繰り返し持ち上げないことが大切です。
☆ストレッチにより、予防と悪化に効果があります。
腕の筋肉が硬い状態が続くと悪化しやすくなります。
上記のように手首を曲げ伸ばしするストレッチ2種類を行いましょう!
毎日1~2セットで10秒止めを各3回程度行います。
筋肉の柔軟性効果が現れます。
テニス肘でお困りの方、完治していない方は、当院で施術、ストレッチ指導を行いますのでご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。