2021/09/22 (更新日:2021/09/22)
こむら返りが起こるのは?
こむら返りを引き起こしてしまうことは、日常で多くの方がよくあることと思われます。
頻繁に起こってしまう
長年悩まされている
原因がわからない
就寝時に多く起こるので寝不足になってしまう
痛みが強いので恐怖感があり、精神的に疲れしまう
つったときの対処法が知りたい
などお悩みやお困りの方も多いことと思います。
このような方が少しでも読んでいただき、参考にしてもらえると幸いです。
こむら返りの「こむら」はを漢字で書くと「腓」で、ふくらはぎという意味です。
下図1、2の青〇で示したように、
ふくらはぎにある腓腹筋にけいれん(足がつる)が起こることを「こむら返り」といいます。
また、ふくらはぎだけでなく、すねにある前脛骨筋がけいれんすることもあります。
図1 腓腹筋
図2 前脛骨筋
こむら返りが起こる原因は、さまざまです。
・脚の筋肉の疲労
・脚の冷え、血行不良
・運動や就寝時の発汗による脱水
・加齢による筋肉の衰え
・ミネラル(カルシウム・カリウム)バランスの乱れ
・腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症
・下肢静脈瘤
・糖尿病などの内科的疾患
などと言われています。
頻繁に起こる場合は、何らかの原因があります。
早めに医療機関の受診をおすすめします。
誘因は、
筋肉の疲労や冷えがあると乳酸がたまりやすくなります。
↓
筋肉機能が低下する。
↓
筋肉の酸素供給と乳酸の排除が不十分になる。
↓
筋肉の突発的な収縮が起こり、収縮が続く状態になる。
と考えられています。
※乳酸とは・・・筋肉を動かすためのエネルギーを作るとき、糖(グリコーゲン)が分解されてATP(アデノシン三リン酸)ができて産み出されます。
腓腹筋と前脛骨筋は、立ちっぱなしや長距離を歩くと疲れを感じやすく、つりやすい筋肉です。
次回、まこと整体の
こむら返りの施術と予防法について紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。