2021/12/12 (更新日:2021/12/12)
頭痛(緊張型頭痛)が起きたときの対処法
緊張型頭痛の予防と自宅向けストレッチ法を紹介します。
頭痛にもさまざまな種類があります.
私の頭痛施術経験から
緊張型頭痛(一次性頭痛)がもっとも多い症状です。
特徴として、
・女性に多く、
・低血圧
・立位、座位が長時間で動かない職種→うつむき姿勢が続く
・枕が高い
このような場合で来院される方が多くみえます。
うつむき姿勢や枕はいつも指導させていただいています。
<緊張型頭痛>とは
1)頭の前ががみ姿勢(うつむき姿勢) 猫背傾向が続く
長時間のスマホやパソコン使用で首が前傾姿勢になり、首や肩の筋肉が緊張することで起こる。
2)目の使いすぎ
スマホパソコンの長時間使用の日常化
3)精神的ストレスや疲労
ほとんどの場合は、頭全体、左右に認められます。
後頭部の圧迫感、頭重感、締め付け感が感じられることが多いです。
首や肩の筋肉の緊張から頭へ供給される血液の流れが悪くなる。
首こり、肩こりの症状が伴っていることが非常に多く、
ひどくなると耳なり、めまいに進行することもあります。
予防するには、
まず、姿勢を改善して首から肩への負荷を減らす。
→本人の意識だけで変わります。
硬くなった首肩の筋肉の緊張を普段からほぐすことが大切です。
→ストレッチである程度の改善が期待できます。
是非、普段からケアしていただきたいと思いますが、それでも頭痛が起きてしまうことはありますよね。
そこで今回は、
緊張型頭痛が起きた時に、その場ですぐできる対処法をご紹介します。
頭痛がおきたら、首や肩の過緊張を速やかにほぐし血流改善させることが大切です。
- ①両肩をぐっと限界まで上に引き上げて6秒間キープし、力を抜いてストンと落とすのを5回程度繰り返します。
- ②右手を頭の上から左耳のあたりにまわし、そのまま右手で、頭部を右側に倒して首の左の筋肉を伸ばしましょう。
- 真横に6秒、そのまま右斜め前にも6秒して戻します。3回まで
- ③左も同様に、②を繰り返してください。3回まで
②③は慣れるまで少ない回数からはじめて、軽めに筋肉を伸ばしましょう!
緊張性頭痛を含めた片頭痛などでお困りの方やお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。