2020/02/18 (更新日:2020/02/18)

身近に履いている靴の底からわかること②

靴底が内側だけすり減る, 靴底が外側だけすり減る, 靴底が片方だけ左右が違うすり減り方

靴底のすり減り方、減り具合からわかる骨格のゆがみと腰~脚(股関節~ふともも~足先)への影響

※先回の続きになります。先回と次回で3回にわたって掲載しております。先回と次回もお読みいただくと幸いです。

 

※靴の底(靴底)とは、靴の裏(靴の接地面)と中敷き・インソールの表面(足の接地面)をさします。

 

靴底が、

×片方だけ、左右が違うすり減り方になっている。

×内側だけがすり減っている。

×外側だけがすり減っている。

×前側の足指のつけ根だけがすり減っている。

〇親指と第2指のつけ根とかかとのやや外側が左右均等にすり減っている。

 

※5つの中で、〇の親指と第2指のつけ根とかかとのやや外側が左右均等にすり減っている。

これだけが好ましい靴底の減り方になります。

 

・日頃より、足先の向きを確認できるとよいです。

立っている時に足の向きが正面を向いているか?

歩く時につま先の向きが正面を向いているか?

・すり減ったままの靴を履くことで、さらにX脚やO脚が進み腰痛、股関節痛、膝痛、足関節痛、足指関節の痛みや不調につながってしまいます。

 

具体的に

靴底が、

1)片方だけ、左右が違うすり減る方になっている。

 

骨格のゆがみでは、

強度な猫背、強度な骨盤のゆがみにより左右の足の長さが極端に違う傾向が多いです。

左右の足の長さが左右で約2cm以上違ってきますと足を引きずりながらでないとバランスが保てず、普通に歩くことが困難です。つまづきや転倒に気をつけましょう。

重心の偏りによって、足の重心が変わり、きき足が強くなりますので、ますます立ち方、歩き方に偏りが強くなっていきます。

先天性股関節脱臼、外傷による骨折などで脚の長短がある場合なども該当します。

肩こり、腰痛、股関節、脚の痛みや不調につながります。

 

対策として、

このケースでは、からだの部分的なゆがみではなく、全身の骨格のゆがみが強いと考えられます。

立ち方、歩き方を自力で正しく修正することが困難のため、全身骨格を整える整体等に相談されることをお勧めします。

 

2)内側だけがすり減っている。

 

骨格のゆがみでは、

内股、X脚、偏平足(縦アーチ低下)、猫背の傾向が多く、足裏のタコ、魚の目、巻き爪を引き起こしやすくなります。 

骨盤のゆがみ、膝関節のゆがみから腰痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛、外反拇指による親指の痛みにつながります。

 

対策として、

立っている時、歩く時は、つま先をまっすぐにして、足の接地時に足が内側よりにならないようにする。

かかと→指のつけね→指でしっかりと踏み込んで歩く。

 

3)外側だけがすり減っている。

 

骨格のゆがみでは、

がに股、O脚、変形性膝関節症(O脚傾向)の傾向に多く、ふともも~ふくらはぎの筋力が低下していきます。

骨盤のゆがみ、膝関節のゆがみから腰痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛、足底(小指側)の痛みにつながります。

 

対策として、

内側だけがすり減ると同様、

立っている時、歩く時は、つま先をまっすぐにして、足の接地時に足が内側よりにならないようにする。

かかと→指のつけね→指でしっかりと踏み込んで歩く。

 

この続きは、次回にお伝えしていきます。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

関連記事

関連記事はありませんでした

新着記事

おすすめ記事

TOP > > 身近に履いている靴の底からわかること②

ページトップへ戻る

LINEで24時間予約受付!
お電話でのお問い合わせはコチラ 0562-43-0058