2023/03/07 (更新日:2023/03/06)
腸内環境
私たちの体内には臓器が色々あります。
その中から今回は「腸」に注目してみます。
ここで言う「腸」というのはいわゆる「大腸」のことです。
日本人と欧米人では長さが違うとも言われますが、実は両人種に差はありません。
ただし、腸内環境を作る細菌の種類や構成には大きな差がありました。
日本・中国・アメリカとヨーロッパ・南米の計12か国で腸内環境を比較した研究により、
日本固有の特徴として次のことが分かっています。
①日本人の腸内にはビフィズス菌が多いこと。
②炭水化物を分解および代謝する細菌が他の国より非常に多いこと。
③海苔やワカメを分解する酵素遺伝子を、
他国は最大で15%程度しか保有していないのに対し日本だけ90%もの人が保有していること。
これらのことから、
日本人の腸はお米などの穀類、ビフィズス菌のエサとなる食物繊維や海藻類と相性がいいことが分かります。
他の国と比べても比較的健康な腸内環境でした。
ただし、日本人はエネルギー代謝が苦手で脂肪をうまく代謝できず、欧米人と比較して圧倒的に内臓脂肪がつきやすいと言われています。
腸内環境を整えるには
①毎日質の良い水を飲む
②発酵食品、オリゴ糖を含んだ食品、食物繊維の食品を摂る。
③適度な運動を行う。(ウォーキングやストレッチなど)
④質の良い睡眠を取り、副交感神経を高め自律神経のバランスを保つ。
⑤ストレスがかからないよう気をつける。
当院では、自律神経バランス調整の施術も行っております。
是非、ご利用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。