2023/09/22 (更新日:2023/09/14)
梨状筋
仰向けになった時、あなたのつま先はどうなっていますか?
足が開いていたり、片方だけが開いていたりしますか?
その原因は骨盤の歪みもがありますが、梨状筋が原因のこともあります。
梨状筋は、お尻の奥深くにあり股関節と骨盤を結ぶ筋肉です。
主に股関節を外側に開く働きを担っています。
この梨状筋は、ガニ股や胡坐(あぐら)など足を外へ開く動きが多いと使いすぎで硬くなります。
梨状筋が硬くなると伸縮性を失って動きが悪くなるので、
①足が開きっぱなしになり仰向け時に足が外へ開いてしまうのです。
お尻の筋肉が硬くなることは腰痛の原因にもつながります。
もう1つはこの梨状筋のすぐ下を坐骨神経が通っているということです。
②梨状筋が硬くなると坐骨神経を圧迫してしまいます。
臀部や太もも、ふくらはぎの痛みやしびれにつながることがあります。
仰向けの時に足が外へ開いている、左右差があるという場合で腰痛や脚の痛みやしびれのある症状では
骨盤の歪みを改善させて、硬くなっている梨状筋をほぐしていく施術を症状が悪化しないうちに行う必要があります。
このような症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。
図1 骨盤筋群(深層筋)後方から見た梨状筋〇黄色(右側)
自宅では、硬式のテニスボールなどで梨状筋の場所、
もしくは押すと痛気持ちいい場所に当たるように調整して、自重でほぐすのがおすすめです。
仰向きの場合、長時間腰が反るような体勢でしないよう注意しましょう!
当院では、梨状筋ストレッチ、臀部筋トレを指導させていただいています。
施術と併せて症状を改善させます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。