2020/10/27 (更新日:2020/10/27)

日常動作で起こりやすい骨折

日常動作で起こりやすい骨折

日常動作でおこりやすい骨折

 

先回10月13日ブログ記事掲載の骨密度・骨粗鬆症についてお伝えしました。

 

今回は、具体的に日常動作で起こりやすい骨折例をあげていきます。

 

骨密度の低下や骨粗鬆症の傾向がある場合では、日常での動作やふとした動作で骨折が起こる場合があります。

比較的多くみられる骨折を4つあげます。

 

特に気をつけなればならない骨折しやすい部位(箇所)は、下記の1~4です。上腕骨近位端骨折(腕のつけね辺り)は除きます。

股関節

背中の下~腰

手首

肋骨

が影響をうけて骨折につながります。

 

つまずき、転倒や些細な動作で骨折を引き起こしてしまいます。

 

※外出時、自宅で気をつけたいことは、

外では、

足が滑りやすい冬の雪道歩行

雨で足場が悪い時の歩行動作

夜間歩行や足元が見えない暗闇での歩行(見えない段差がある場合があるため)

バリヤフリーではない場所

など

 

自宅では

階段を降りる時

足をついた時に床の上に滑りやすい物がある時

バリヤフリーではない場所(敷居や段差など)

など

 

 

1.大腿骨頸部部骨折(股関節)

図1

受傷時の原因は、

・つまずいて転倒して、足を強くつく。

・大腿骨のつけねを直接何かにうつ

・立ってからだを捻る。

・床に強くひざをつく

・段差から降りる時、片方の足をつく

・ジャンプ、着地した時

など

 

 

2.胸腰椎圧迫骨折(背中と腰のせぼね)

図2

受傷時に多い原因は、

・つまずいて転倒して、尻もちをする。

・急な動作で腰を捻る、かがむ、反る。

・かかんで重いものを持ち上げる。(敷き布団など)

など

 

 

3.肋骨・肋軟骨骨折

図3

受傷時に多い原因は、

・つまずいて転倒して肋骨をうつ。

・咳、くしゃみ

・大きな声で笑う時

・何か直接胸、脇腹にあたる。

・急にからだを捻る。

・急にからだを右か左に振り向く(特に立っている時)

など

 

4.前腕橈骨下端骨折(手首)

図4

受傷時に多い原因は、

・つまずきいて転倒して、床に手をつく

など

 

受傷の原因では、日常でよくある動作やふとした動作で骨折してしまうことがわかります。

1~4いずれもつまずき、転倒によって骨折することが多いことが言えます。

日頃から、よい姿勢を保つことと軽度な運動を持続することも骨折から予防するうえで大切です。

予防するには、先回掲載をしておりますので参照してください。

 

当院では、特に骨密度の低下傾向の方へ

・姿勢改善施術 

・骨折予防ストレッチ、体操の運動療法指導 

つまずきや転倒予防改善指導  

・健康維持指導

など

月に1~2回、通っていだだいてております。

ご希望の方は、お気軽にご相談ください。

 

骨密度の低下している方、骨粗鬆症の傾向の方は、

受傷した時に軽微なケガですむ場合でも骨自体が脆弱のため、骨折する可能性があることを日頃より念頭にいれて、気をつけることが大切です。

からだを自身で守ってください。

このブログを読み理解していただいて、事前に骨折の予防ができ、ケガなく日常を送れれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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