2020/01/21 (更新日:2020/01/27)
体のバランス・つまずき予防と立ち姿・歩き方について①
足をつまずいた、転びそうになったことがある、転倒したことがある。
このようなことになったことはないですか?
屋内 バリヤフリーではない所、敷居のある所、狭い空間の移動時
屋外 階段の下り、駐車場のタイヤ止め、段差のある所
薄暗い時間、慌てて動く時
など
足のつまずきや転びそうになる傾向が多い場合は、
いつか転倒してしまい、大けが(骨折、打撲、捻挫など)を引き起こす可能性が高いので気をつけていきましょう。
足のつまずきや転びそうになる要因は、体のバランス能力が低下していること。
バランスとは……
大きく分けて3つの要素から成り立っています。
1.静的、動いていない状態の姿勢の維持、保持ができる。
2.急に体のバランスが崩された時に体が反応できる。とっさに対処できてつまずいたり、転倒しない。
3.自ら動いて姿勢を保持することができる。普段から立っている時、歩く時の意識ができている。
つまずきや転びやすいことを予防するには、この3つが、身体能力に備わっていることが大切です。
※つまずきや転びやすい傾向にある方にみられる
体の特徴として、
・姿勢が悪く、猫背気味
・小刻みに歩く。歩幅が狭くなる歩き方。
など
※つまずきや転びやすい傾向にある方にみられる
体の状態として、
・腰が伸びきれない、反れない。腰がくの字になっている。
・せぼねが曲がっている。猫背気味
・股関節、膝関節、足関節、足指関節の可動域が狭い。(関節が硬い)
・腹筋、足全体の筋力低下、筋肉の柔軟性がない。(筋肉が硬い)
・運動神経機能の低下、俊敏性の低下、感覚器の低下。
など
特徴や状態から、思いあたる項目が多々あるようでしたら、転倒しないよう気をつけてください。
次回は、今回の内容をもう少し詳しくお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。