2022/01/11 (更新日:2021/12/24)
五十肩とは?
五十肩は、当院でも多くの方が罹られて来院されています。
当院の過去のブログでも、五十肩は多く取り上げて掲載しています。
参照ください。
<五十肩とは?>
俗にいう五十肩は、肩関節を構成する周囲組織が加齢や肩を酷使することで炎症を起こし、
痛みや肩を動かしにくくなる状態のことです。
ひどくなると周囲組織が癒着し、肩関節の動きが悪くなる「凍結肩」になります。
痛みで様々な動作が出来なくなり、就寝時の夜間痛も特徴的な症状のひとつです。
<五十肩の施術>
痛みが強い炎症期には、安静が大切ですが、まったく動かさないでいると「拘縮」といって、関節が固まってしまうので要注意です。
肩を振り子のようにゆっくり回す軽い運動などを、痛みのない範囲で行うと良いでしょう。
やり方や加減は、当院で指導していきます。
炎症期が終わり、痛みが改善する時期からは、
積極的に肩の運動やホットパックなどの温熱療法を行い、肩の動きを徐々に改善させていきます。
無理のない程度が好ましいです。
激しくしたり、回数が多いと炎症が強くなり悪化してしまいますので注意してください。
また、入浴によって肩まで浸かり体を温めたり、リラックスしたりしても施術の助けになるでしょう。
※炎症期や回復期でも痛みが継続している時期では、
・就寝時で横向きの場合では、痛みある側の肩が下にならないようにする。
・肩までタオルケットや布団を掛けるようにして冷やさないようにする。
・痛みのある方向に腕を動かさないようにする。
・重い物は反対側の手をを使ったり、重い物でも両手で持つようにする。
など
日常でも再び悪化させないよう気をつけましょう!
どこにも受診されていなければ、状態が悪化しないよう早めの受診をおすすめします。
五十肩でお困りの方やお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。