2023/06/06 (更新日:2023/05/24)
クエン酸の効果
<梅干しについて>
梅干しの年間消費量は、
2002年をピークに2021年には約4割も減っているそうです。
梅干しの消費は減っていますが、さまざまな健康効果が期待できる食品です。
1.疲労回復に効果があります。
梅干しにはクエン酸とリンゴ酸が豊富に含まれており、
疲労物質である乳酸の分解を促してくれます。
2.梅干しを加熱するとできる「ムメフラール」という成分は血流を改善させます。
動脈硬化や冷え性の予防効果も期待できます。
この他にも、整腸作用や食中毒の予防などメリットはさまざまです。
これらの効果は、基本的には
昔ながらの製法で作られた、いわゆるしょっぱくて酸っぱい梅干しに一番期待できると言えるでしょう。
塩分を考えれば1日1粒程度が限度ですが、できるだけシンプルに作られた梅干しをおすすめします。
塩分過多にならないよう食べ過ぎないように気をつけましょう!
疲労回復成分で有名な「クエン酸」です。
クエン酸は梅干しや酢、レモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分で、
疲労回復とキレート作用が特徴です。
体内の疲労物質である乳酸を分解して濃度を下げてくれるので、疲労回復につながります。
キレート作用とは、
カルシウムやマグネシウムなどの水に溶けないミネラル類を、
体に吸収しやすい形に変えてくれる働きのことです。
骨粗しょう症対策にも有効です.
体に必要なミネラル類を効率よく吸収できることで、ここでも疲労回復に役立ちます。
クエン酸の1日の摂取量目安は10g程度です。
ただし1度に大量に摂取しても体内に留めておけない性質のため、
1日2~3回に分けて摂ると良いと言われています。
これから夏にかけて体力を消耗しやすくなる時期になります。
皆様の体調管理と健康維持のためにも
クエン酸が含まれる梅干しや酢、レモンなどの柑橘類を摂ることをおすすめします。
また梅雨に入り、これから夏に向かい高温多湿の季節になります。
体調管理と熱中症対策を行いましょう!
2022.6.9のブログに7つの熱中症予防が記載しております。
お読みいただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。