2022/02/15 (更新日:2022/01/27)
まぶたの痙攣
片目の上瞼(うえまぶた)や下瞼(したまぶた)が、ピクピク痙攣することはありませんか?
痙攣はおおよそ、数秒から1分程度で治まり、何度か繰り返しつつ数日から1週間くらいで自然治癒します。
この症状は、「眼瞼(がんけん)ミオキミア」というものです。
まぶたが痙攣する方のほとんどがこれに該当します。
※痙攣が長引くようでしたら、早めに専門医療機関に罹られることをおすすめします。
原因は、
スマートフォン長時間使用と見すぎ、デスクワークでのパソコン長時間使用による眼精疲労。
長時間の手作業、睡眠不足、眼鏡の度数が合っていない、ストレス、ビタミンA不足など。
まぶたの痙攣は、さまさざな原因で起こりやすいようです。
これは、目と身体が疲れているというサインです。
しっかり寝て身体を休ませ、眼精疲労をとってあげることが大切です。
図1 眼輪筋 黄色部分
表情筋のひとつで、左右の眼のまわりについている筋肉です。
まぶたの開閉、涙を貯めておく、瞳を潤す働きをしています。
☆眼精疲労を改善させる方法
・何よりもまず目を休ませ、ホットタオルなどで目のまわりの血行を改善させてあげるとよいです。
痙攣をおこしている筋肉<眼輪筋>をほぐすことをおすすめします。
眼輪筋の場所は図1を参照ください。
1.目を閉じて、目の上方と下方を両方の人差し指の腹で優しく内側から外側にさすります。
2.下瞼(したまぶた)によくクマができるあたりを両方の人差し指の腹で優しく内側から外側にさすります。
*押さないようにします。
3.目頭(左右の目の鼻に近い端)を両方の人差し指の腹で数秒軽く押します。
4.眉頭のすぐ下の窪み(鼻筋の上方)を両方の人差し指の腹で数秒軽く押します。
5.首のうしろの髪の生え際にある風池(後頭部の窪み)というツボを両方の親指の腹で数秒軽く押します。
(人差し指より親指の方が押しやすいです。)
なお、目ののまわりは皮膚が薄いので、強く押したりこすらないように注意してください。
眼精疲労が続いておられる方は、是非、実践してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。